受検者平均と塾生平均の差
数学の受検者平均点、「数学は簡単だった」を裏付ける異常な高さの平均点です。
(数学を100点換算すれば69.1点ですから…)
教科 | 受検者平均 | 塾生平均 | 得点差 |
---|---|---|---|
国語 | 14.8 | 19.0 | +4.2 |
数学 | 15.2 | 19.3 | +4.1 |
社会 | 11.5 | 15.0 | +3.5 |
理科 | 12.3 | 19.0 | +6.7 |
英語 | 12.7 | 18.0 | +5.3 |
合計 | 66.5 | 90.3 | +23.8 |
感想。
愛知県教育委員会より、2023年度の愛知県公立高校入試の受検者平均が公表されました。
今回のブログですが受検者平均と塾生平均の比較です。
- 国語…+4.2は例年より検討したと思いますが、記述がなくなったという点も大きく関係していると思います。
- 数学…「今までで一番数学が出来ない」という話を授業でしてきましたが、受検者平均との得点差が+4.1点ということで、恐らく無双塾における初年度入試を除けば、得点差は一番小さいと思います。悔しいに尽きます。尚、現中3の方が数学の出来は厳しいです。(2023/6時点)
- 社会…社会は例年であればもう少し得点源になるのですが、傾向の変化でそんなに影響出る?というくらい影響が出ました。知識、読み取りを重点的に取り組まないといけませんね。
- 理科…平均点を見ると意外に踏みとどまったという印象を受けますが、それよりも平均点はもう少し高いと思いましたので予想外でした。
- 英語…中学校の成績(定期テスト・岡崎学力検査)を考えると、もう少し取れてほしかったところです。英作文の記述がないわけですから。
ただし…なのですが…
2023年度入試は特色合格者や推薦合格者もいましたのでその子たちが一般入試を受検していた場合、高い確率で塾生平均点を押し上げていたと思われます。(たらればですが。)
著作権等の兼ね合いで、すべての問題を解くことが出来るのは数学・理科だけですのでその2教科の問題を一般入試を受けていない2名に解いてもらったところ、数学は22点・21点、理科は22点・19点でした。
とは言っても、高校入試を2月に受検した子達も今は高校1年生です。
上位の方に食い込んでいる子もいれば、下位の子もいます。
高校入試時の成績は何の担保も保証もしてくれません。
高校入試の成績は良いに越したことはないですが、そのまま高校でも良い成績かどうかは別問題なのです。
同じ高校内の子が同じような学力であるというのは勘違いです。
上位と下位では異次元です。それは高校生であればよくわかるはずです。