受験生になれば勉強はさらにシビアさを増していきます。
今回の二学期中間テストでは、一気に順位を上げた子もいれば、順位を下げてしまった子もいるわけです。
何も、「手を抜いた」と言いたいわけではありません。
そもそもテストというものは、努力を指標にしていません。
「取るか取らないか。」端的に言えばそれだけです。
取れれば上がりますし、取れなければ下がります。
そして、点数UPが順位UPとつながるかどうかは、同じテストを受けた周りの子次第です。
30点以上点数を上げても順位を若干下げた子もいれば、20点以上下げても順位が上がっている子もいます。(もちろん、30点以上点数を上げて、一気に順位を上げた子もいます)
それはつまり、自分の得点だけで順位が決まるわけではないということです。(当たり前ですよね)
そういう意味もあって、テストは努力の指標にはなり得ないわけです。
自分の点数を上げようが下げようが、周りの子を抜かさなければ自分の立ち位置を上げることは出来ません。また、自分より上(学力が)にいる子ほど、簡単には順位を上げさせてくれません。それは、自分が出来るようになったことが、自分より上の子たちはすでに出来ていたりするわけです。そして、そういう子たちは立ち止まってくれるわけではありません。そういう子たちもまた、出来ないことをさらに減らし、出来ることを減らしていっているのです。
順位を上げるということは、学年が上がるほど、そして、受験生になればさらに上げづらくなるのです。「これだけやれば良いだろう」ではなく「これだけやっても上がらないかもしれない。足りないかもしれない。でも、上げてやるんだ!」という強い気持ちを持って、日々行動してほしいと願っています。
二学期期末テストは教科数も増え、さらにシビアな戦いが待っています。その前に、岡崎学力テストもあります。
もうそこに向けて勉強していますよね?良いですよね?
「あ~しておけばよかった」「こ~しておけばよかった」などと言い訳をすることのないよう、出来ることはやりつくしましょう!
- 第二回岡崎学力テスト
- 二学期期末テスト
- 第三回岡崎学力テスト
- 総合テスト(学年末テスト)
実質、この4つです。
もう「次こそ」などとは言っていられません。
- 他の子が正解できるような基本問題を間違える
こんなことをしているようでは、順位など上がるわけがありません。
簡単な問題を間違えて順位を上げようなどと、それは舐めすぎです。