[引用]サンデー毎日2021.6.27号と岡崎高校HPより。岡崎高校HPの数字はサンデー毎日さんの数字と1名異なったため。
この1名の誤差は、1名追加で合格を確認できたか、あるいは、岡崎高校HPは合格者数であって進学者数ではないため、誤差の1名分は難関大学へ合格したけれども進学はしていないとか…そこまではわかりません。

難関10大学はどこ?

まず、国立の難関大学は10大学あると考えることが一般的です。

東京大学京都大学
大阪大学名古屋大学
東北大学北海道大学
九州大学東京工業大学
一橋大学神戸大学
旧七帝大+東工大+一橋大+神大=難関10大学

【令和3年度】難関大学「現役進学率」愛知県TOP6を一覧表示

現役進学率とは、卒業生数に占める現役進学者の割合です。

大学岡崎刈谷明和一宮東海旭丘
東大191752420
京大181119111719
阪大8102383
名大577449614029
東北大517222
北大874386
九大247
東工大11254
一橋大1335
神大61110413
合計1251201019411291
現役進学者数
岡崎刈谷明和一宮東海旭丘
卒業生数396393354355428351
令和3年度・卒業生数
岡崎刈谷明和一宮東海旭丘
現役進学率31.6%30.5%28.5%26.5%26.2%25.9%
令和3年度・現役進学率

まとめ

1位:岡崎高校
 難関大学への現役進学率31.6%は西日本全体でも第10位という記録です。
岡崎高校が、このような進学実績を誇る進学校ということをもっと知って頂きたいです。単なる地域TOP高校、岡崎市NO1という立ち位置ではないのです。

2位:刈谷高校
 岡崎高校との差は数字上は小さいように見えますが、東大京大の合格者数を見れば、上位層の学力の厚みには差があると考えられます。令和3年度の名古屋大学の合格者数は日本一です。最上位狙いから名古屋大学へ志望をシフトする子が増えてきたという印象です。

3位:明和高校
 明和高校は刈谷高校に進学率は劣るものの、卒業生数は明和高校の方が39名少ないにも関わらず、東大京大の進学者数が2倍以上の差があります。

4位:一宮高校
 難関大学進学者数の3分の2が名古屋大学です。名古屋大学志向が高い高校と言えるでしょう。かなり昔には、名古屋大学に現役のみで100名超えの合格者を出していた年もあります。
※一宮から名古屋は交通の便が良いです。

5位:東海高校
 TOP6の中では唯一の私立高校である東海高校。愛知県最強とも言われますが、それは国公立大学医学部医学科の合格者数が日本一の常連だという点が大きいです。14年連続で国公立大学医学部医学科の合格者数が日本一です。令和3年度は国公立大学医学部医学科に現役浪人含め93名が、現役のみでも65名が進学しました。

6位:旭丘高校
 愛知県公立高校の筆頭格です。東大京大の現役進学率を算出すれば愛知県NO1です。数字以上の力がある高校であることは間違いありません。他高校よりも名古屋大学進学者数が少ない点は、単純に名古屋大学受験者数が他高校よりも少ない(名古屋大学を受験しても医学部医学科志望者が多い)ものと推測されます。
※東大京大+医学部志向が強い高校です。