どんな高校?

どんな学校?という視点だと難しいですよね。
岡崎西高校に何かしらの強い想いがあって進学する子は多くないと思います。

第一志望校が岡崎北高校の子が、第二志望校にする筆頭の高校であることは確かです。
また、第一志望校が岡崎西高校の場合、第二志望校は岡崎東高校にする子は多いと考えられます。

≪校訓≫百練自得

 困難に屈しない強い志で自己の目標を必ずや達成する

百練:基礎的なことを繰り返し練り上げること。
自得:百練の結果得たものが自在に活用できること。

≪教育目標≫

学校教育のあらゆる活動をとおして、知・徳・体の調和のとれた、心身ともに健康な青年を育成する。この目標を達成するため、次に掲げる人間像の具現に努める。

・深く考え、真実を見極めることのできる人間   
・他人を思いやり、生命を大切にすることのできる人間
・たくましい体力と気力で困難を克服することのできる人間

進学実績は?

≪難関国立大学≫合格者数

国立大学における難関大学は以下の10大学を指すことが多いです。

  • 旧七帝大(東京大学・京都大学・大阪大学・名古屋大学・東北大学・北海道大学・九州大学)
  • 東京工業大学
  • 一橋大学
  • 神戸大学

これらの進学実績をまとめます。

大学令和4年度令和3年度令和2年度平成31年度平成30年度平成29年度平成28年度
東京大学
京都大学1
大阪大学
名古屋大学211142(1)2
東北大学1
北海道大学12(1)
九州大学
東京工業大学1
一橋大学
神戸大学
合計41116(1)4(1)2
(  )内は浪人生

岡崎西高校は、浪人生の内数が記載されているため、現役合格者の数が正確にわかります。

表を見て頂きますと、岡崎西高校から難関大学への進学率は低いことがわかります。
4年前から3年間では、難関大学は名古屋大学へ各年で1名のみでしたが、令和4年度は名古屋大学2名含む難関大学への合格者数が4名でした。

さて、話は変わりますが、勉強においてライバルの存在は大きいと考えています。
進学実績を考えますと、難関大学へ挑戦している子は毎年数名~多くて10数名程度だと推測されます。どの高校へ進学してもどの大学を目指すのかは自由なわけですが、高校の実力が高くないほど、それに伴い高校の中間・期末テストや実力テストの難易度は落ちるものです。さらに、難関大学を目指す子も相対的に減ります。

将来は難関大学へ進学したいという想いが少しでもあるのであれば、岡崎北高校以上の高校への進学を目指した方が良いと考えてます。難関大学への受験者も増えますし、中間・期末テストや実力テストの難易度も岡崎西高校より上がります。切磋琢磨出来るライバルが増えますからより良い環境で勉強できるかもしれません。「かもしれない」という表現になるのは、絶対にそうだと言い切れないためです。学力のより高い高校へ進学出来たとして、順位や実力が校内で下の方になってしまえば、難関大学など夢のまた夢です。

例えば、模試で岡崎西高校のTOP20に入っていたとします。岡崎北高校の校内平均点レベルの子よりも岡崎西高校のTOP20に入る子の方が偏差値は断然上ですから。より上位の高校に進学すれば、それより平均的な学力が下の高校よりも学力が上というのはあくまで平均の話です。

≪私立最難関の双璧≫令和3年度の慶應義塾大学・早稲田大学の合格者数

大学岡崎西高校岡崎北高校豊田西高校刈谷高校岡崎高校
慶應義塾大学204921(12)
早稲田大学1271438(21)
合計32112359(33)
(  )内は浪人生
岡崎西高校は現役合格者数
岡崎北高校の早稲田大学2は現浪不明
豊田西高校の慶應義塾大学・早稲田大学は現浪不明
刈谷高校の慶應義塾大学・早稲田大学は現浪不明

岡崎西高校の慶應義塾大学2名と早稲田大学1名はかなり凄いことです。
なんと!!!岡崎北高校より良いです。
岡崎西高校は、令和3年度の難関大学への合格者は名古屋大学1名だけでしたので、慶應義塾大学や早稲田大学の合格者がいるということは、京都大学や大阪大学の受験者がいた可能性(もしかしたら東大?)があります(あくまで推測です。名古屋大学第一志望で慶應・早稲田合格はかなり難しいですから)

このように、私立最難関の合格者がいることから、岡崎西高校でもTOPグループは勉強が良く出来るわけです。

受験するにあたり目安は?

あくまで経験に基づく目安です。一つの参考にしてください。

岡崎学力テスト
※250点満点
175点以上は取っておきたい
内申点
※最高45
9教科35以上
入試換算
(内申点×2+当日点×1.5)
175以上ならだいたい合格?
(例:内申35×2+当日70×1.5=175)

場所は?【岡崎市日名南町7】