高校生のマネジメントコース、お月謝に教材費込み(受講教科)としている理由を書きます

  • 親御さんの月々の塾への支出をコントロールしやすいようにするため。
    教材費は月により使用額が大きく異なります。受講教科はすべてお月謝に込みとすることで、支出を一定にコントロールすることが可能です。
  • 日常的に教材費を別としてご家庭で購入してもらうと、使いたいときに準備されていない可能性がある。
    教材を使いたいときに準備がなければ学習計画の練り直しになり非効率的になります。代わりに塾で購入して後で支払って頂くという方法もありますが、額が大きい月もあり、1個目の理由から難しいです。「どれだけ教材費を使うのかはある程度予想はつくのでは?」とのお考えもあると思いますが、私の考えるマネジメントはその時々の日常の出来や模試の結果等を総合的に判断して教材決定をしておりますため、予め自分の考えた案を押し付けるという思想では行っておりません。予定より使用教材を減らすこともあれば増やすこともありますので、正確なコントロールは難しいのです。

例えば下の画像をご覧ください。

これは過去問演習及び予想問題演習として採用しますが(共通テスト仕上げ用のパックはまた別にあり)、理系のフルマネジメントコースであれば例えば下記のような8冊(一名分)購入します。費用にして1,540円×8=12,320円です

他にも蛍雪時代を買いますし、大学別過去問(3冊まで)も買いますし、日常勉強用としての教材も買います。どれだけ使えるか、やり込めるかは生徒により異なりますので、そこをこちらが考えて判断するという感じです。

この一か月で教材費だけで20,000円を超える高3塾生も出てきます。

学習管理型の塾はここ最近増えてきております。

実店舗を持つ塾さん、オンラインの塾さんもあります。教材費は実費のところがほぼすべてですので、そういった教材費の支出も大きいことは知っておくべきです。

なお、フルマネジメントコース受講の高3生ですでに教材費が100,000円を超えている塾生(お月謝に込み)もいます。その子は、現在の予定では受験終了まで30,000円程は使う予定です。(共通テスト関連と赤本で20,000円程度です。)

そういった教材費の支出をお月謝とは別とすると、やはり負担感が大きいです。ですので、お月謝に込みした方がお互いに良いのかな(スピード感なども考えますと)という判断となります。

よろしくお願いいたします。