2022年度公立高校入試の倍率(最終倍率)が発表されました。
高校名 | 今回倍率 | 昨年度倍率 |
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岡崎 | 1.42 | 1.53 |
刈谷 | 1.74 | 1.62 |
豊田西 | 1.74 | 1.63 |
岡崎北 | 2.11 | 1.93 |
岡崎北(理数) | 1.93 | – |
岡崎西 | 2.42 | 2.22 |
塾生が受験する可能性がある5つの高校について掲載します。
5つの高校に限れば、岡崎高校のみ倍率がダウン。他の4高校は倍率アップです。
「ちょっと安全策を取った出願なのかな?」とも思いますが、毎年出願する人がすべて違うわけですから結局のところは何とも言えないということが現実です。
- 岡崎高校☛「倍率が下がる=受かりやすくなる」とは単純には言えません。受験する子は、主に西三河地区の最上位層が受験すると考えられるため、合格には例年同程度の水準が必要と考えるべきです。
- 刈谷高校☛刈谷高校は元々もっと倍率が高かった高校ですので、正直1.75倍というのはこんなものかなという印象です。こちらも合格には例年同程度の水準が必要と考えるべきです。
- 豊田西高校☛岡崎高校第一志望者が第二志望に岡崎北高校を出願できるようになったため、昔より倍率低下で、受験難易度は岡崎北と豊田西で差が縮まっている印象です。それでも豊田のトップ高校のため、岡崎北よりも上位陣の層は厚めで、進学実績の差も大きいです。
- 岡崎北高校・岡崎西高校☛第二志望にされやすいため、見た目上の倍率が高くなる傾向にあります。
まとめますと、まあこんな感じですよね…。
複合選抜制の倍率ですから、特定の一部の高校を除き倍率2倍の意味が「2人に1人しか合格できないということではありません」から。
※特定の一部の高校というのは、岡崎高校や旭丘高校のような志望者のほとんどが第一志望に設定しているような高校を指しています。