今年、塾生で誰か医学部医学科を受験するということではないのですが、驚きましたので書きたいと思います。
タイトルの通り、名古屋大学・医学部医学科の倍率が近年では見たことがない数字に…。
なんと!?
定員90名に対して、志願者が150名です。
実に1.7倍です。
※前期日程
ビックリ仰天の数字です。
名古屋大学・医学部医学科がこんな低い倍率になるとは…
共通テストの平均点が昨年から一気に下がりましたが、その煽りをこのレベルの学力層の子たちでも受けるわけですから、いかに今回の共通テストがハードだったのか…ということですよね。
参考までに、近年の10か年の名古屋大学・医学部医学科(前期日程)の倍率を掲載しておきます。
※2022、2017名古屋大学理系・赤本参照(教学社)
2021 | 2020 | 2019 | 2018 | 2017 |
---|---|---|---|---|
3.3 | 2.9 | 2.5 | 2.8 | 2.3 |
2016 | 2015 | 2014 | 2013 | 2012 |
---|---|---|---|---|
2.7 | 2.5 | 2.4 | 2.2 | 3.7 |
ここ10年で見ても、倍率は2~3倍台になることが通常のようですが、2022年度入試では1.7倍ということで2倍を切りました。
そうは言っても、2022年度入試が「例年より受かりやすいかどうか」はわかりません。
自信を持って出願をしているはずですから、過酷さは結局のところ例年通りな気がします。
難関大学とは、そういうものだと思います。
豆知識
ご存じの方もいらっしゃると思いますが、
名古屋大学の「後期日程」は医学部医学科しかありません。