先日、このようなブログを書きました。

 この内容から話が進路に飛び、進路のことを書いたわけですが、進路の考え方って本当に人それぞれですから難しいですよね。


 岡崎高校を第一志望にしている子みんなに第二志望校を豊田西高校にした方が良いと言うのかと言えば全くそんなことはないです。公立高校志望者にとって最悪なのは、やはり”ダブル落ち”ですから。
 第二志望校は、この高校なら合格の可能性が高い(合格するかどうかは別問題)ところにした方が良い(一般論)ですよね。第一・第二志望校ともにチャレンジでは…私立になっても良いということであれば別ですが、そもそも本当に私立で良いと考える人は私立推薦で入学する方が多いですよね(一般論)。


 愛知県公立高校入試を受験しようと考えている時点でダブル落ちは一番避けたいところです。
学力・内申点、ご自宅から高校までの距離・高校の校風・進学実績などいろいろな視点でもって総合的に判断をして進路を決めることになると思います。人により優先順位は異なるものですから。

  • 距離の要素は大きいと感じます。遠方ですと、通学時間が長く、睡眠時間が少なくなってしまう傾向があります。高校生活は忙しいものですから、睡眠という観点を無視できません。そういった点では、志望の公立高校を市内に固める方が多いということは、ごくごく自然なことかもしれません。
  • 最近?は不審者情報などが散見され、通学時間の長さがその被害にあう可能性を高めるという要素を高校選択において重要視される方もいらっしゃるかもしれません。

【岡崎市在住、多数派の組み合わせ】

第一志望第二志望
岡崎高校岡崎北高校
刈谷高校岡崎北高校
岡崎北高校岡崎西高校
岡崎西高校岡崎東高校
岡崎市在住、普通科高校狙いの方はこの4つの選択肢が最も多いと思われます。
(第一刈谷高校はそもそも少数派ですが、第一刈谷高校の方は、第二志望を岡崎北高校とすることが多いと思います)

【岡崎市在住、少数派の組み合わせ】

第一志望第二志望
岡崎高校豊田西高校
刈谷高校西尾高校
豊田西高校豊田北高校

【まとめ】

進路は総合的に判断するものだと思います。
ただし、岡崎学力テストであったり、全県模試であったり…そういった客観的な数値の目安(定期テストや内申点ではなく)も参考にして頂くことも重要な要素だと考えています。

高校に進学をすれば嫌でもわかることですが、中学より得点率が上がるということは基本的にありません。それはより上位の高校になるほどそうです。だからこそ、中学生のうちに出来るだけ学力を蓄えておくべきなのです。

高校進学は通過点です。そこが目的ではありません。
その先を見据え、今出来ることをたくさん増やしていきましょう。