ハッキリ申し上げて志望校(岡崎高校・刈谷高校)まで実力が現時点で全く足りない生徒もいますので、岡崎高校1年生の2020年11月実施の実力養成考査結果を少しだけ。

国数英各200点で600点満点

★分布からわかること

  • 学年1位は480点以上510点未満(得点率80%以上)
  • 学年最下層60点以上90点未満に4~5名(得点率10~15%未満)

平均点は書きませんが、半分はありません。

これが岡崎高校です。

これが高校です。

このようになる理由はたくさんあるため、一概には言えませんが…

  • そもそも合格者400名は全員当日入試の点数順で合格しているわけではない(内申点の影響が大きいということ。)
  • 中学で学習するレベルと岡崎高校で学習するレベルが違いすぎる(比較すらおこがましい)
  • 岡崎高校で出される課題と予習・復習だけで手いっぱいになる子が多い

この辺りが恐らく大きな要因ではないでしょうか。

中学では勉強をすればするほどできるようになる…そう感じることが多い部分はありますが、それがレベルが跳ね上がりすぎると、やってもやってもできない。反復する時間もない。中学時代では考えられないようなことが高校では普通に起こりえます。

それが公立TOP高校の岡崎高校であるならばなおさらです。

目指すのは結構です、自分の人生ですから。

しかしながら、現実はどの高校へ進学しても上と下は別格です。別物です。異次元です。

合格を勝ち取り、その高校でやっていかなければいけないということであれば、今のうちにつけることが出来る分だけの大きな学力を身につけましょう。

中学レベルですら危ういのにも関わらず、内申点が高いが故に合格してしまった(あえてこの表現です)場合、想像を絶する苦労や、中学時代では取ったことがない順位・点数を取る可能性が高いことを十分に覚悟をしてください。

TOP高校を目指すとはそういうことです。

最後に。

200点満点の数学は、学年1位は満点です。最下位の子の点数まではわかりませんが、分布から10点未満です。数名はいるようです。

100点満点で置き換えれば5点未満です。岡崎高校の合格者が!ですよ?

5点未満の点数を中学のテストで取ったことがありますか?

そのような5点未満の点数を取りたくて取っている子は一人もいないはずです。

地域TOPどころか、全国の公立高校でも上位に食い込むレベルの岡崎高校です。伊達じゃありません。

目指すなら本気で目指して、本気で勉強しましょう。